体験談

戦後７０年

 
 
TBS は昨年から 千の証言 と題して経験者の話を放映してました。
素晴らしい企画だと思いました。

今日は 特番もありましたね。
 
こういう番組を普段は見ない父が、珍しく一緒に見てました。
 
 
そして
 初めて、自身の体験談を話をしだしました。
 
 
戦時、難波寄りの大国町に住んでいたそうですが

いよいよ地上戦となり
八幡の大祖母の家に疎開する時
 
難波神社あたりで 空襲警報

 
あたりにいた人たちがみんな
大きな冷蔵庫に逃げ込まれてたので、
 
祖母と９歳の父と６歳の叔父が 入ろうとすると
 
 
もう入れん！
 
 
と言って扉を閉められた、そうです。
 
 
慌てて 逃げ
三人身を寄せながら…
 
そのあと激しい空襲に襲われ
 
 
そのうちの一発が冷蔵庫に命中
 
 
丸焦げに…
 
 
中にいた人たちは 全滅されたとか…
 

 
 
三人は命からがら淀屋橋まで走り
橋の下にしばらく潜んで…
 
おさまってから
 
電車に乗ろうとして お金がない

途方に暮れてたら
通りがかりの男性が 電車代 を恵んでくださったとか

そして　無事到着
 
 

運に恵まれ　 生かされた命  
僕、妹、甥っ子につなっています。
 
 
お金を与えてくださった方には 感謝してもしきれません。


そして、今日この話をした父の思いも、
少しですが感じることができました。

今まで以上に
いろいろ　考えさせられた終戦記念日でした。